今朝は、 昨年の12月に仕込まれた、「全国新酒鑑評会」出品用のお酒を、蔵人総出でしぼる日です。出品用のお酒は、袋つりというやり方でお酒をしぼります。
酒袋という大きな布袋に醪を入れ、それを吊るすことで、外圧をかけないで、そのものの重みによってしぼります。
その滴り落ちた雫を、18Lの斗瓶に集めていきます。醪の重みで、じっくりしぼられたお酒は、余分な成分がおしだされることなく、味は、繊細で、香りは、華やかです。
又、斗瓶毎に異なる酒質で、出品の際は、その斗瓶を一つ一つ、杜氏が吟味し、出品します。
全国新酒鑑評会は、酒造りの1年の集大成とも言えるでしょう。
結果は、5月中旬に発表されますので、こうご期待!!
袋つり風景
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斗瓶とり風景
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